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日本からイタリアへ入国する際の注意事項


Buongiorno!


早いもので11月になりました。

カレンダーもあと2枚です…。


イタリアでは、現在、新型コロナウイルス対策として、すべての労働者に対し、ワクチンを接種したことやウイルス検査での陰性を証明する「グリーンパス」の提示を義務付けています。


日本からイタリアへ入国する際の注意事項(2021年10月26日~2021年12月15日まで有効)が提示されておりますので、イタリアへ行かれる方はご注意ください。


【イタリアへ入国するための必要書類】


 日本からイタリアへ入国する際に求められる要件は以下の(ア)~(ウ)です。

以下の(ア)~(ウ)を全て提示すれば、入国後の5日間自己隔離は免除となります。

(ア)EU Digital Passenger Locator Form(dPLF)(居所情報に関するデジタルフォーマット)の入力:https://app.euplf.eu/#/。モバイルデバイス上で表示もしくは印刷した紙のコピーを提示。

(イ)COVID-19グリーン証明書(※1)、ワクチン接種証明書(※2)又は治癒証明書(※3)。証明書はデジタル又は紙のフォーマットで提示。

(ウ)イタリア入国前72時間以内に実施したPCR検査又は抗原検査の陰性証明書(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(ジブラルタル、マン島、チャンネル諸島及びキプロス島内の英国主権基地領域を含み、ヨーロッパ大陸外の領土は除く)からの入国に関しては、イタリア入国前48時間以内に短縮される)。(※4)


 上記(イ)の証明書の提示がない場合には、(ウ)の証明書の提示義務はそのままとしつつ、イタリア入国後、EU Digital Passenger Locator Formに登録した住所で5日間自己隔離を実施し、隔離終了時にPCR検査又は抗原検査を受ける義務があります。

(空港から最終目的地(EU Digital Passenger Locator Formに登録した住所)への移動は私的交通手段のみ利用可能)。


※1 新型コロナウイルスワクチンの接種に伴い、規定のサイクルの終了時に発行された証明書。


※2 欧州医薬品庁(European Medicines Agency-EMA)が有効性を確認した新型コロナウイルスワクチン(ファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製、ジョンソン・エンド・ジョンソン製)を接種し、規定の回数のワクチン接種完了から少なくとも14日以上が経過したことを示すもの。イタリア語、英語、フランス語、スペイン語又はドイツ語で記載されている必要があります。(日本でワクチンを接種された方は、以下、【イタリアにおける日本のワクチン接種証明書の取扱い】を参照ください。)


※3 新型コロナウイルス感染症からの治癒を示すCOVID-19グリーン証明書又は権限ある保健当局が発行した同感染症からの治癒を示す証明書(有効期限は陽性が判明した日から180日以内)。


※4 陰性証明書についてはご利用になる航空会社や乗継地においても必要となる場合がございますので、航空会社及び乗継地の在外公館等にも必ず事前にご確認ください。


【イタリアにおける日本のワクチン接種証明書の取扱い】

2021年7月29日付イタリア保健省命令第7条において、日本で発行されたワクチン接種証明書はCOVID-19グリーンパスと同等の効力を有するとされており、レストラン等への入店及び公共交通機関への利用においても有効です。



 また、イタリア入国に係る水際措置は、イタリアへの入国前14日間に滞在又は乗換した国及び地域によって適用される入国要件が異なる場合があります。内容は変更となることがあるので、必ず入国前にイタリア政府の関係ホームページをご確認ください。


例:イタリア外務省渡航安全情報サイト水際措置確認フォーム


(未成年者)

 6歳未満の幼児はPCR検査又は抗原検査の実施を免除されます。

 親に同行する未成年者は、その親が自己隔離の義務を課されない場合、未成年者も自己隔離の措置を行う義務はありません。

 ただし、6歳以上の未成年者は、イタリア入国前に規定されるPCR検査又は抗原検査の陰性証明書を提示しない場合、同行する親に関係なく自己隔離が必要となります。


【参考(1)】2021年10月22日イタリア保健省命令


(日本語抄訳)


【参考(2)】リストD国(日本)からの入国措置等について(出典:イタリア保健省HP)


(イタリア語)


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【小さな村の物語 イタリア】

 今週もお楽しみに!


第368回 ピエトラカメーラ / アブルッツォ州 2021年11月13日 放送 イタリア半島中央部。緑に覆われた山の中腹に、人の営みが顔をのぞかせている村、ピエトラカメーラ。村人たちは周囲に広がる自然の恵みを糧に暮らしを繋いできた。9年前、この村で代々100年以上も宿屋を営んできた家族がいた。彼らのホテルを再び訪ねてみた。

1人目の主人公は、ホテル経営の3代目。85歳になった今も家業への情熱は衰えていないが、妻を亡くしてからは一線を退き、縁の下の力持ちとして後を継いでくれた子どもたちと共にホテルを守り続けている。

もう1人は、4代目を継ぐ決心をした娘。彼女がこのホテルで働き始めるまでにはいろいろあった。夢をあきらめてまで彼女を突き動かした想いとは? 代々ホテルを守るために奮闘する宿屋一家の物語。


ナビゲーター:三上博史さん

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