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執筆者の写真L&L ItalianTranslation

小さな村の物語 イタリア #369


Buongiorno!


11月も後半になり、だいぶ寒くなってきましたね。


つい最近、長野県の北横岳に登って来たのですが、山道には雪が残っていて、山頂の気温はマイナスでした。



街中でもクリスマスの音楽が流れ始め、あっという間に年末感が漂っている今日この頃です。。。


さて、コロナの影響でしばらく編集が止まっていた「小さな村」ですが、

現在は、なんとかイタリアでの取材をおこなうことができており、新しい番組が続々と制作されています!


今週の「小さな村の物語イタリア」もよろしくお願いいたします。


イタリア北部、アルプス山脈の山間部に住む方々が主人公です。

どうぞお楽しみに♪


*****


第369回 フォルニ・アヴォルトリ / フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州 2021年11月27日 放送

アルプス山脈の東の端、山間のゆるやかな斜面に築かれた村。かつては鉱石採掘で栄えたが、今では夏は登山、冬はスキー客で賑わう観光地だ。12年前、そこで出会った2人の村人…80歳前後になった彼らは今も元気に暮らしている。

1人目の主人公は、祖母から教わった昔ながらの暮らしを大切にしている80歳の女性。 いつも子や孫たちに囲まれて暮らしてきた。昨年村を襲った新型コロナウィルスに感染し、ずいぶんと苦しめられたが、無事に乗り越えられたのは家族のお陰だ。

もう1人は、戦争博物館の館長をしている男性。村に戻ってきたのは60年ぶりだった。第一次世界大戦の遺物を集めながら、生まれ故郷で自分の歴史を辿ってきた。今年、陰で支えてきてくれた妻が病気で動きづらくなってしまった。彼はこれまでの感謝を胸に、毎日妻の面倒を見ている。


ナビゲーター:三上博史さん

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