Buongiorno!
今年も残すところ10日となりました。
早いものですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は、私文書の法定翻訳について、イタリア領事法が改訂されましたのでお知らせいたします。
弊事務所は在東京イタリア大使館指定翻訳家事務所となっております。
先日、イタリア大使館領事部より、新しい通達がございましたのでお知らせいたします。
まず、公文書(市役所や公的機関からの認証がある文書:戸籍謄本や出生届、学校の証明書関係など)は外務省のアポスティーユ認証または公印確認証明をもらったうえで、イタリア大使館の法定翻訳認証を受理できます。こちらは、今まで通りのご依頼で大丈夫です。
私文書に関しては、これまでは、公証役場にて公証人の認証と外務省のアポスティーユ認証をもらったうえで、翻訳と合わせてイタリア大使館で法定翻訳査証を受けることができたのですが、
2024年12月18日よりイタリア領事法が改訂され、今後は、日本のイタリア大使館では、いかなる私文書も受け付けないという通達が出されました。
これは公証役場で認証を受けてもイタリアの法定翻訳としては無効であり、日本では扱えなという意味です。
今後は、私文書については、イタリア本国の法定翻訳家に依頼するしかありません。
弊事務所では、そのためのコンサルタント・代行もおこないます。
法定翻訳には原本が必要となりますので、イタリアと日本の間の原本の受渡しについては、今のところ、早くて確実なDHL便がお勧めですが、やはりコストがかかることなので、ご依頼者様には以前よりもご料金的なご負担がかかるようなことになってしまうと思われます。
私文書の法定翻訳が必要な方は、まだ法律が変わって間もないことと、日数がかかることを見込んだうえで、お早めにご相談ください。
法定翻訳お手続きの方法に関しては、イタリア本国や領事部の法律などの変更に伴い、以前とは異なっていることがあります。
インターネット上の情報を鵜吞みにせず、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊センターには、長年のキャリアと実務経験のある在東京イタリア大使館指定翻訳家が在籍しておりますので、お客様のケースに合わせて、個別のご相談にも丁寧にご対応しております。ご安心してお任せください。
今年のご依頼のご予約は、既に受付を締め切らせて頂きました。
新規のお問い合わせ・ご依頼については、年明けの業務対応となりますので、何卒ご了承くださいませ。
弊事務所の年末年始の休業は、2024年12月24日~1月5日までとなります。
年末年始期間に頂いたメールへのご返信は、年末までにお返事できない場合は、年明けのご返信となります。
お急ぎの方には大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
本年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
メリークリスマス、そして良い年末年始をお過ごしください。
Vi auguro un Buon Natale e felice Anno Nuovo!
*****
さて、今週の「小さな村の物語イタリア」は、イタリア中部ラッツィオ州のアッフィーレ という村です。
弊センター翻訳者が映像翻訳を担当しております。
どうぞお楽しみに♪
*****
第428回 アッフィーレ / ラツィオ州
2024年12月21日 放送
2024年03月09日 初回放送
緑に囲まれた、なだらかな丘に小さな村がある。アッフィーレだ。村の起源はローマ時代にさかのぼり、古くからオリーブやブドウの栽培が行われてきた。
今回の主人公は、50歳を過ぎてから農家に転身した元会社員。両親が残してくれた畑で、有名なチェザネーゼ・ワインやオリーブオイルを作っている。勤めていた会社を突然リストラされたが、家族のため、そして自分のために前だけを向いて生きてきた。
もう1人は、独学で腕を磨いてきた彫刻家。若い頃はバンドを組み、自由奔放に生きてきたこの村の人気者。週末は友人たちと盛り上がり、思うがままに作品作りに打ち込む毎日だ。
(※年代表記などは初回放送時点のものです。)
ナビゲーター:三上博史さん
Comments